第126回 高野会健康教室開催!
熊本IBD 長廣 幸 
  3月10日(土)午後2時から高野病院にて健康教室が開催されました。今回は高野病院の管理栄養士さんより「炎症性腸疾患の食生活について」と題し、お話をいただきました。
 その後「安心しておいしくいただけるソーセージ作り体験と試食」になりました。羊腸の中に(鶏肉ミンチ・生姜・小麦粉・卵白をませたもの)をケーキのクリームを入れるように上手に器具に入れ、ソーセージのように作ります。4班に別れ、力の強い男の方が活躍!
 腸が破れないように、余り大きくならないように入れました。各班で作ったものを茹で、試食、残りは夕食の1品となりました。保存料等が入っていないし、手作りのソーセージはとても美味しかったです。いつも栄養剤の入ったプリンやゼリー等が多い中、今回のソーセージは画期的ではないでしょうか?みんな食べていいのかな??というような顔をしながら、試食していましたよ。


ソーセージの作り方

材料 ・羊腸1本 ・鳥ももひき肉1キロ ・にんにく1片 ・たまねぎ1/2
   ・塩小さじ4 ・砂糖小さじ2 ・卵白1個 ・ナツメグ少々
   ・乾燥パセリ小さじ2 ・片栗粉小さじ1

作り方
(1)塩漬け羊腸を水に浸して戻し、30分程度浸しておく。
(2)ボールに材料を入れて、手早くよく混ぜる。混ぜたら冷蔵庫に入れておく。
(3)絞り袋に口金をセットして、戻した羊腸を口金にたくしあげていく。
(4)下準備しておいた肉を絞り袋の6~7分目くらいに詰める。
(5)肉を少し出したところで、羊腸の先を結んでおく。
(6)肉を絞り出す。(これは2人で作業を行う)
(7)詰め終わったら、ソーセージの大きさにひねっていく。
   ・ 全体を二つに折、折り目は2~3回ひねっておき、好みの長さでひねりを加えておき、ひねったところを交差させ、片方だけ輪にくぐらせる。これを繰り返す。
(8)70~75度のお湯で30分ボイルする。温度は正確に保つ。  
   ・ 沸騰寸前のお湯にソーセージを入れたら、すぐに弱火にする。
(9)ボイルが終わったら、流水か冷水で冷やし、水気をきって、冷蔵庫で保存する。
   ・ 食べる時は、フライパンで油をひかずに弱火でじっくり焼く。