平成24年4月26日(木)熊本県難病相談・支援センターにて医療講演会・交流会が開催された。今回は医療法人高野会 高野病院消化器内科 大湾朝尚先生より、「炎症性腸疾患の治療と支援について」と題して、お話がありました。先生から今日のメッセージとして「目指せ“一病息災”主役は“あなた”」病院の先生なのに「一病息災?」ちょっとびっくり!
でも、今の世の中、病気を持っていない人はいない。風邪だろうと、ガンだろうと、難病だろうと病気には変わりない。ただ、IBDは厚労省の特定疾患で医療費助成を受ける病気。ここ最近、IBD患者の10年以上の罹患者にガンの発生率が高くなっているそうです。特に大腸だけに炎症が起こるUC(潰瘍性大腸炎)の方は出来るだけ毎年、検査を受けて、確認をして欲しいとのことでした。また、病院以外の支援については、家族・難病センター・患者会( 全国会も含む)等の活動を紹介されました。その後はUCとCDに分かれて、交流会となりました。自己紹介から始まり、不安なことや食事のことなど、たくさんの意見が出されました。今回参加された方の大半は家族の方でした。
家族の支援も大切なことですが、患者自身が病気を受容し、前向きにならなければ、病気と付き合っていくことは出来ません。「目指せ“一病息災”主役は“あなた”」
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