厚生労働省 障害者雇用対策課を訪問して
会長 中山泰男

 平成21年4月6日の午後より、熊本IBD副代表の紫藤さんと二人で、厚生労働省職業安定局高齢・障害者雇用対策部障害者雇用対策課雇用促進係の久米係長にお会いして参りました。
お部屋をおたずねすると、なんとも柔らかいものごしの係長さんで、若い難病患者の置かれている現状など、一通り私達の要望を聞いていただきました。 
 今後の難病者就労に関して国の姿勢をおたずねしたところ、平成21年度より「難治性疾患患者雇用開発助成金」が導入され、既にある特定求職者雇用助成金(障害者、母子家庭、高齢者などが対象)と同じ内容であること。ただし、助成を受けた企業は、雇用状況を詳細に報告しなければならないこと、また、これによって難病者の就労環境のデータが集積され、あらたな方策の資料として活用されるとのご説明を受けました。なお、今後も情報交換を継続していきましょうと約束をしてお別れを致しました。