第128回 高野健康教室開催!! |
熊本IBD 長廣 幸 |
平成24年6月23日(土)午後2時から第128回高野健康教室が開催されました。今回は、消化器外科の佐藤太一先生より、「炎症性腸疾患とガン」についてお話がありました。最近よく耳にします。IBDを発症して、10年以上の患者さんのガン発症率が高くなってきていること。特に潰瘍性大腸炎の方がクローン病に比べ高いことを話されました。 症状がおちついていても、定期的な受診や検査は必要とのことでした。会場からの質問で、現在IBD患者は公費負担の部分があり、個人の所得によって支払が変わりますが、もし、ガンになったとしたら、この公費負担でまかなえるのでしょうか!ということでした。これは、病院の医事課の方からの回答で、IBDの症状にかかる炎症からのガン(潰瘍性大腸炎は大腸、クローン病は消化器全部)は該当するというお答えでした。ここはとても大事なことで、患者としても知っておく必要はあるのかなと思いました。 |